こんにちは!
旅行大好きゆみさとです。
今回は、「シンガポールの大きさ」について、日本の様々な地域と数字で比較しながら詳しく紹介していきます!
シンガポールって本当に小さいの?日本と比べてどのくらい?という疑問を持つ方も多いと思います。日本の色々な地域と具体的な数字で比較しながら解説しますので、シンガポール旅行を考えている方は参考にしてみてください!
シンガポールの大きさとは?基本的な面積について
シンガポールの国土面積は721.5平方キロメートル。
これは日本の国土377,973平方キロメートルの約523分の1という小ささです。
・面積:721.5km²
・人口:約564万人(2023年時点)
・構成:大小60以上の島から成る
・日本との比較:日本の523分の1
実は、シンガポールの面積は年々少しずつ大きくなっています。これは埋め立て工事によるもので、1965年の独立時は581.5平方キロメートルでしたが、現在は721.5平方キロメートルまで拡大しました。
現在もマリーナベイエリアや東部で新しい埋め立て地の開発が進んでおり、将来的にはさらに面積が拡大する予定です。
シンガポールと日本の各地域との大きさ比較
シンガポールの大きさを理解するために、日本の馴染みのある地域と数字で比較してみましょう。
・淡路島:シンガポールとほぼ同じ大きさ
・東京23区:シンガポールより少し小さい
・大阪府:シンガポールの約2.6倍
・香川県:シンガポールの約2.6倍
・沖縄県:シンガポールの約3.1倍
・神奈川県:シンガポールの約3.3倍

淡路島とシンガポール:ほぼ同じ大きさ

・シンガポール:721.5km²
・淡路島:592.55km²
・差:約129km²(シンガポールが少し大きい)
よく「シンガポールは淡路島と同じ大きさ」と言われますが、実際はシンガポールの方が少し大きいです。
淡路島の大きさは約592.55km²で、兵庫県最大の島。補足ですが「淡路島一周」の距離は約203kmです。
シンガポールの大きさは721.5km²で、淡路島より約129km²大きいです。西端から東端までの直線距離は約50kmで、車で約45分程度で移動できます。
東京23区とシンガポール:シンガポールの方が大きい

・シンガポール:721.5km²
・東京23区:619km²
・差:約102km²(シンガポールが大きい)
東京23区よりもシンガポールの方が100平方キロメートル以上大きいんです。
東京23区は日本の首都機能が集中するエリアで、面積は619km²です。
シンガポールの方が東京23区より約102km²大きいことが分かります。シンガポールは面積はコンパクトですが、緑地率が47%と高く、都市国家でありながら自然が豊かです。
大阪府・香川県との比較:約2.6倍の差

・大阪府:1,905km²(シンガポールの約2.6倍)
・香川県:1,877km²(シンガポールの約2.6倍)
・シンガポール:721.5km²
大阪府と香川県がちょうど同じくらいで、どちらもシンガポールの約2.6倍の大きさです。
私は大阪を旅行で訪れたことがあるので、この比較は分かりやすいです。大阪府内を移動するのと、シンガポール全土を2.6回移動するのが同じということになります。
でも面白いのは人口の違いです。大阪府の人口は約880万人、シンガポールは約564万人なので、大阪の方が1.5倍程度多いだけ。つまり、シンガポールの人口密度がとても高いことがわかります。
沖縄県・神奈川県との比較:シンガポールの約3倍

・沖縄県:2,281km²(シンガポールの約3.1倍)
・神奈川県:2,416km²(シンガポールの約3.3倍)
・シンガポール:721.5km²
沖縄県と神奈川県は、どちらもシンガポールの約3倍の大きさになります。
沖縄県は160の島々から構成されており、面積は2,281km²です。沖縄本島だけでも1,206km²あるので、シンガポールより大きいことになります。
神奈川県は日本の関東地方に位置し、面積は2,416km²です。横浜市や川崎市など大都市を含む県で、人口密度も高い地域として知られています。
シンガポール内の移動時間について
数字で見ると確かに小さいシンガポールですが、実際の移動時間を見ると、意外に時間がかかることが分かります。
例えば、オーチャードからマリーナベイまで歩くと1時間近くかかりますし、ジュロンからチャンギ空港まではMRTでも1時間以上。
「小さな国」とは言っても、端から端まで移動するにはそれなりに時間がかかるということが分かります。
シンガポールの大きさに関する興味深い事実
シンガポールの大きさに関する興味深い事実や、地理的特徴について詳しく見てみましょう。
・埋め立てで面積が年々拡大中
・2030年までにさらに100km²拡大予定
・世界で最も人口密度の高い国の一つ
・効率的な都市計画で「狭さ」を感じにくい設計
実際に旅行で訪れた時も、新しい埋め立て地の開発を目の当たりにすることができました。マリーナ南部では大規模な埋め立て工事が進んでおり、将来的にはさらに大きくなる予定です。
また、シンガポールの都市計画はとても効率的で、限られた土地を上手に活用しています。高層ビルが多いのもそのためで、「狭い」というより「コンパクト」という印象の方が強いです。
シンガポールの地域別特徴と交通システム
シンガポールは小さな国ですが、地域ごとに異なる特徴を持っています。
・中央エリア(CBD):金融・ビジネス街
・オーチャード:ショッピング街
・マリーナベイ:観光・エンターテイメント
・ジュロン:工業地域
・セントーサ島:リゾート地域
シンガポールの交通システムMRTは、この小さな国土を効率的に結んでいます。現在6路線が運行しており、主要な観光地やビジネス地区をカバーしています。
MRTの総延長は約230kmで、これはシンガポールの東西を4回以上往復できる距離です。駅数は140を超え、平均駅間距離は約1.6kmと、とても細かくネットワークが張り巡らされています。
旅行者にとってのシンガポールの大きさ・必要な宿泊数
シンガポールに旅行に行く場合、3泊4日程度あれば、主要な観光地を全て回り切ることができるでしょう。
短期の海外旅行をしたい方にとって、シンガポールの「コンパクトさ」は大きなメリットです。
それぞれの観光地の距離が比較的近いため、朝はマリーナベイサンズでサンライズを見て、昼はオーチャードでショッピング、夕方はセントーサ島でビーチを楽しむといったことも可能です。

大きな移動がないので、旅行計画を念密に立てていなくても、行きたいところを回れるでしょう!
また、タクシー料金も比較的安く、最も遠い地点間でも40〜50S$(約4,000〜5,000円)程度で移動可能◎

東京都内での移動費用と比較しても、非常に安い料金で移動できます!
【まとめ】シンガポールの大きさを実際に体験してみた感想
実際にシンガポールを旅行で訪れてみて、数字以上に「ちょうど良い大きさ」だと感じました。
1位:淡路島(一番感覚が近い)
2位:東京23区(移動感覚が似ている)
3位:琵琶湖(ドライブ時間が似ている)
4位:大阪府の半分(電車移動の感覚)
用途別の大きさイメージ
🚗 ドライブ感覚:淡路島一周と同じ
🚇 電車移動:東京23区内の移動と同じ
🏠 生活圏:大阪市内の2倍程度
🌊 自然の豊かさ:琵琶湖周辺と似た感覚
シンガポールは確かに小さな国ですが、だからこそ効率的で旅行しやすい国だと感じました。
これからシンガポールを訪れる方は、「思っていたより広いかも」という心構えで来ると、ちょうど良いかもしれません。逆に、「こんなに小さな国に、こんなに色々なものが詰まっているのか」という驚きも感じられると思います✨
シンガポールの「小さくても豊かな国」という魅力を、ぜひ実際に体験してみてくださいね😊